アルビレックス新潟はＪ１第５節最終日の３月３０日、デンカビッグスワンで柏と対戦し、１－１で引き分けた。２試合連続のドローで、通算成績は２勝２分け１敗となった。勝ち点８とし、順位は７位のまま。
新潟は先制されて以降はＧＫ小島亨介を中心に無失点でこらえ、後半に追い付いて引き分けた。
前半は右サイドを中心に攻め込まれる時間が長く、１５分にクロスを押し込まれた。３０分過ぎは立て続けにシュートを浴びたが、小島が好セーブを連発。攻撃では相手の堅いブロックや球際の激しさに苦しみ、ゴールに迫る場面は少なかった。
後半は次第に攻撃のリズムが生まれ、１２分にＦＷ高木善朗のクロスをＤＦ千葉和彦がダイレクトで合わせて同点に。終盤は交代出場したＦＷ長倉幹樹らが好機をつくったが、決めきれなかった。
Ｊ１はほかに８試合が行われ、Ｊ１初参戦で首位に立つ町田は鳥栖に３－１で勝ち、４連勝で勝ち点を１３に伸ばした。Ｃ大阪は湘南を２－０で退け、３連勝で同１１として２位に浮上した。
昨季王者の神戸は札幌に６－１で大勝して勝ち点１０。宮代と武藤が２ゴールずつを挙げた。札幌は開幕５戦未勝利。
鹿島は鈴木のＰＫで磐田を１－０で下して勝ち点１０とし、浦和は２－１で福岡に逆転勝ち。川崎はＦＣ東京に３－０で快勝し、連敗を３で止めた。名古屋は横浜Ｍを２－１の逆転で破って２連勝。広島－Ｇ大阪は１－１で引き分けた。
新潟の次節は４月３日午後７時から、敵地で磐田と戦う。
◎松橋力蔵監督の話 後半はサイドで高い位置を取れるよう修正し、勝利につながる可能性のあるプレーができた。ただ、最後のいくつかのチャンスは仕留めなければ、勝ち点３を得ることはできない。
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