12回目の当選を決め、笑顔を見せる本城文夫さん(右)=4月21日、上越市南本町3
12回目の当選を決め、笑顔を見せる本城文夫さん(右)=4月21日、上越市南本町3

 任期満了に伴う新潟県の上越市議会議員選挙は4月21日、投票が行われ、即日開票の結果、現職19人、元職2人、新人11人の計32人が当選し、80代の2人が存在感を見せた。最年長で元職の本城文夫さん(83)は12年ぶりの選挙に挑み、最後の議席となる32番目に滑り込んだ。現職の宮越馨さん(82)は2位で当選。いずれも前回の選挙より大幅に得票を減らし「年齢の壁」を感じながらも、7人超過の激戦を乗り切った。

 本城さんは1972年から2016年まで11期連続で市議を務め、後進に道を譲るため引退した。2021年の上越市長選では現市長の中川幹太さんを支持したが、...

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