中之島信条クリーンセンターで発生した火災。リチウムイオン電池の混入が原因とみられる=4月19日、長岡市
中之島信条クリーンセンターで発生した火災。リチウムイオン電池の混入が原因とみられる=4月19日、長岡市

 新潟県長岡市のごみ処理施設「中之島信条クリーンセンター」で、スマートフォンなどに使われる小型充電式電池(リチウムイオン電池)が原因とみられる火災が発生し、不燃・粗大ごみの処理施設の稼働が停止している。リチウムイオン電池が原因とみられる小規模な発火は、年間100件を超える年もあり、過去には同様の火災で処理が長期間停止した上に、修理に膨大な費用がかかったこともあった。長岡市は、市民にルールに沿ったごみの分別を徹底するように呼びかけている。

 火災は4月19日午前、処理装置の「高速回転破砕機」付近から出火し、破砕されたごみを運ぶコンベヤーなどを焼いた。リチウムイオン電池が破砕時の衝撃で発火したとみら...

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