オイシックス－オリックス 八回に二塁打を放った篠田大聖＝１５日、新潟市みどりと森の運動公園
［新潟５－３オリックス］新潟県長岡市出身の左腕が確かな一歩を刻んだ。３月に左手小指を負傷した目黒宏也が戦線復帰し、今季初登板。「序盤に得点してもらい、力まずに投げられた」。先発で５回２失点の粘投を見せ、初勝利をものにした。
復帰戦ということもあり、予定されていたのは打者一巡まで。しかし、初回から走者を背負いながら、要所を締める勝負強さを首脳陣に見せつけ、五回まで投げ抜いた。
五回は「左手の筋力が落ちていた」と制球が安定せず、１死から３連打を浴び、２点を奪われた。それでも、オリックスのドラフト１位ルーキー横山聖哉を、自慢のスライダーで空振り三振に打ち取るなど、踏ん張った。
長岡商高、新潟医福大を...
残り578文字（全文：878文字）
