５月２日午前６時前、新潟県長岡市寺泊の寺泊港から北西約２キロの沖合で、操業中の漁船から長岡市寺泊の男性漁師（７１）が転落したと新潟海上保安部に連絡があった。男性は救助されたが心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。新潟海上保安部は溺死とみて調べている。

　新潟海上保安部によると、男性は６月２日午前４時半ごろ、操業中の漁船から網を投げた際に海に転落。網かロープが足に絡まったとみられる。同乗していた乗組員が別の漁船に依頼して男性を引き上げ、１１９番通報した。男性は救命胴衣を着用していた。事故当時の天候は雨で、波はなかった。