
海難事故防止に向け関係団体が連携して取り組むことを確認した連絡会議=6月18日、新潟市中央区
本格的な海のシーズンを前に、新潟、富山、石川の3県の関係団体が海難事故の防止策を話し合う連絡会議が6月18日、新潟市中央区で開かれた。海上保安庁などによる海の事故ゼロキャンペーン(7月16〜31日)の周知や、連携して事故防止を呼びかけていくことを確認した。
第9管区海上保安本部や新潟県、新潟地方気象台など26の関係団体が参加。毎年この時期に開いていたが、海難事故防止の機運を高めるため、初めて報道陣に公開した。
会議では9管担当者が2019〜23年の海難事故の発生状況を説明。プレジャーボートや漁船などの小型船舶事故が全体の8割以上を占めることから、整備不良を防ぐ出発前の点検や気象情報の確認など...
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