
新潟北-新潟商 7回2死一、二塁で新潟商の本田優真が適時二塁打を放つ=エコスタ(写真映像部・菊池雪那)
[新潟北6- 13新潟商業]12-6で迎えた七回2死一、二塁。新潟商は、1点を取れば七回コールド勝ちが決まる場面で、2年生の4番本田優真に打席が回ってきた。「ここで決めるしかない」。無心で打った打球は右中間を破った。二塁を回り、満面の笑みで仲間の元に駆け寄った。
殊勲の打席は、投打の柱である3番三條目幹が申告敬遠されて、回ってきた。「自分のスイングを信じよう」。持ち味の思い切りの良さでフルスイングした。
力強い打撃が魅力だが、力みすぎるのが課題だった。この日は後続の先輩打者の調子が良く、つなぐ意識で気楽に打席に入ることができた。力が抜け、しっかり結果を出した。
2年生の4番としてプレッシャー...
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