取材に応じる羽生結弦さん=5月、仙台市

 フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を果たした仙台市出身の羽生結弦さん(31)が、人気デュオ「ゆず」制作の東日本大震災伝承ソング「幾重」に合わせた自作の演目を披露した。震災から15年。避難所生活を経験した羽生さんは「まだ苦しいという方々の傷に寄り添いながらも、少しでも未来が明るくなるようにと祈りを込めて滑った」と思いを語った。

※ページ下部に羽生さんの演技やインタビューの写真があります。

 羽生 結弦さん(はにゅう・ゆづる)宮城・東北高1年だった11年3月に出身の仙台市のリンクで練習中に被災。自宅は全壊判定を受け、避難所生活を経験した。初出場の14年ソチ冬季五輪で男子ではアジア勢初の金メダルを獲得し、18年平昌五輪で66年ぶりの2連覇。14、17年に世界選手権で頂点に立ち、13〜16年にグランプリ(GP)ファイナルを4連覇した。22年にプロ転向を表明し、23年から4年連続で3月に宮城県でアイスショーに出演している。早稲田大卒。31歳。 

 今回の特別コラボは、震災の記憶や教訓を次世代につなごうとNHKが企画。ゆずの北川悠仁さん(49)と岩沢厚治さん(49)は宮城県と福島県を訪ね、被災者の声に耳を傾けたという。羽生さんは振り付けのため、500回...

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