全国高校総合体育大会(インターハイ)「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体」は、7月22日に競技が始まる。福岡、佐賀、長崎、大分を中心に開催し、新潟県勢は28競技に約550選手(19〜21日に北信越高校体育大会が行われる水泳は除く)が出場。8月20日まで、高校生が鍛え抜いた技をぶつけ合う。全国の強豪に挑む新潟県勢の戦いを展望する。(2回続きの1)

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◆陸上(7月28日〜8月1日・福岡県東平尾公園博多の森陸上競技場)

男子200メートル・佐藤克樹(東京学館)再び全国タイトル狙う
女子200メートル・秋澤理沙(東京学館)好調維持、頂点に期待
男子砲丸投げ・田村凪(開志国際)がV射程

 男子200メートルは、U20日本選手権を制した佐藤克樹(東京学館)が二つ目の全国タイトルを狙う。砲丸投げの田村凪(開志国際)も頂点を射程に入れる。

 1500メートルは、北信越大会で新潟県高校...

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