新潟地裁
新潟地裁

 新潟県などで覚醒剤約6・5キロを密輸しようとしたとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われた横浜市の中国籍、運転手の被告(37)の裁判員裁判初公判が9月5日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であった。被告は密輸に関わったことを認めた上で、弁護側はほう助犯にとどまると主張した。

 起訴状によると、被告は何者かと共謀し営利目的で2022年12月と23年1月、米国とミャンマーから新潟県上越市などの集合住宅宛てに、航空小口急送貨物や国際スピード郵便で計約6・5キロの覚醒剤を輸入しようとしたとしている。

 検察側は冒頭陳述で「荷物の送り先や宛名の調整・手配、事件発覚時の危機管理など多様な役割を果た...

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