
各社の記者が地域経済の課題や展望を紹介した「地方紙フォーラム」=9月5日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ
新潟日報社など全国の地方紙12社でつくる日本地方紙ネットワークが主催する「第21回地方紙フォーラムin新潟」が9月5日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで始まった。各社の記者が地域経済をテーマに注力した報道を発表した。
日本地方紙ネットワーク代表の安野賢吾・河北新報社編集局長は「地方紙の記者は地域課題から逃げ出せない。地域の人と一緒に悩み、知恵を出し合うことが求められている」とあいさつした。
新潟日報社報道部の阿部秀哉記者は新潟空港を拠点にする航空会社「トキエア」を巡る報道を紹介。地元経済界の期待が出資につながり、自治体や地元銀行との連携が生まれた一方、需要の掘り起こしが課題だとし、「地...
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