
9月定例会を終えた阿賀野市議会の議場。次期市議選は16議席を巡って争われる=阿賀野市役所
任期満了に伴う新潟県の阿賀野市議会議員選挙(10月20日告示)は、10月27日の投開票日まで1カ月となった。新潟日報社の調べでは9月26日現在、定数16に対して18人の出馬が見込まれている。最終的な決断を保留している候補もあり、水面下での調整が続いている。
水原公民館(山口町1)で9月6日に開かれた立候補予定者説明会には現職9、新人6、元職1の計16陣営が出席した。このほか、説明会を欠席した現職2陣営と、新人1陣営も出馬の意向を示している。一方、現職4人が次期市議選に出馬しない見通し。
説明会に出席した新人のうち1陣営はその後、出馬を取りやめるとみられる。このため、出馬が見込まれるのは18人となる。ただし、一部の立候補予定者は、最終的な判断を保留している。
9月24日には、告示日当日の立候補届け出の諸手続きが円滑に進むよう点検する「事前審査」が阿賀野市役所で始まった。出馬の「本気度」を図る目安として各陣営が注目する。28日まで行われているが、市選挙管理委員会事務局によると、26日時点で8陣営が事前審査を受けた。
過去の市議選では...
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