自民党総裁選の決選投票前に演説する高市早苗氏(右)と石破茂氏=27日午後、東京・永田町の党本部
自民党総裁選の決選投票前に演説する高市早苗氏(右)と石破茂氏=27日午後、東京・永田町の党本部

 9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票では、新潟県関係の自民党国会議員9人のうち2人が石破茂元幹事長、5人が高市早苗経済安全保障担当相に投票したと明かし、残り2人は投票先を明らかにしなかった。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた派閥解消の流れがある中で、過去最多9人が立候補したこともあり、1回目の投票先は7人に分散した。

 無派閥の泉田裕彦衆院議員(比例北陸信越)は新総裁となった石破氏の陣営で選対副本部長として議員票集めを支援した。「派閥の締め付けがすごく緩かった。なかったという感じだった」と実感。決選投票で石破氏が逆転し、「ジェットコースターに乗ったような気分だ」と振り返った。...

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