市議選の出陣式で立候補者のあいさつに耳を傾ける市民ら=10月20日、阿賀野市
市議選の出陣式で立候補者のあいさつに耳を傾ける市民ら=10月20日、阿賀野市

 任期満了に伴う新潟県の阿賀野市議選が20日告示され、7日間の選挙戦が始まった。定数16に対し2人超過の18人が立候補。27日の投開票に向けて、子育て・若者支援や産業活性化、高齢者福祉などを中心に舌戦を展開。21日も各候補は選挙カーを走らせ、街頭で支持を訴えた。

 立候補者の内訳は現職11人、元職1人、新人6人。女性の立候補は1人。地区別では、水原が最多の9人、安田が4人、笹神が3人、京ケ瀬が2人。大票田の水原地区では現職4人と新人・元職の計5人が争う。安田は現職4人、笹神は現職2人と新人1人、京ケ瀬は現職1人と新人1人が出馬した。

 今回の選挙で立候補しなかった現職4人の内訳は、水原が2人で安田、笹神が各1人。4候補は前回選挙で計約4000票を得ており、これらの票の行方も注目される。

 立候補者の平均年齢は66・3歳で、現職の平均年齢とほぼ同水準。最も若い候補者が44歳で、最高齢が77歳となった。

 新潟日報社が各候補に実施したアンケートによると...

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