任期満了に伴う新潟県の刈羽村長選が11月12日に告示、17日に投開票される。7選を目指す無所属現職の品田宏夫氏(67)のほかに出馬の動きはなく、2016年以来の無投票となる公算が大きい。

 品田氏は、柏崎市と刈羽村に立地する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について、地域経済活性化や電力需給構造を強靱化(きょうじんか)するとの考えから、肯定的な立場を示している。

 再稼働の焦点となっている地元同意に関しては「安全性を国が認めており、事業者の東電がしっかりやってくれればよい。自治体が口を出すものではない」としている。農業改革や高齢者支援策に注力すると訴える。

 刈羽村の10月27日現在の選挙人名簿登録者数...

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