今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が12月2日発表され、宮藤官九郎さんが脚本を手がけたドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」が年間大賞に選ばれました。トップテンや候補に上がった30の言葉を見ると、新潟県にゆかりのあるものがいくつもありました。流行語大賞から、新潟目線で2024年の出来事を振り返ってみました。

「名言が残せなかった」 -陸上女子やり投げ・北口榛花選手

パリ五輪前にデンカビッグスワンで行われた陸上の日本選手権に出場し、優勝した北口榛花選手=6月、新潟市中央区

 夏に開催されたパリ五輪で金メダルに輝いた北口選手は、2歳まで新潟県南魚沼市(旧六日町)で暮らしていました。

 両親や幼い日の北口選手を知る南魚沼市の人は、歴史的瞬間を逃すまいと、現地に応援に行ったり、リアルタイムで中継に見入ったり。金メダルの獲得に、喜びの声が上がりました。北口選手は「パリ五輪では応援ありがとうございました。金メダルを取ることができました。また新潟のおいしいご飯を食べて頑張りたいと思ってます」と新潟のファンにコメントを寄せてくれました。

[関連記事]祝!金メダル!北口榛花選手は“元新潟県民”

[関連記事]北口選手がもぐもぐ♡南魚沼市グルメ ゆかりのお店はココ!

「Bling-Bang-Bang-Born」(ブリン・バン・バン・ボン) -クリーピーナッツ

新潟県のイベントに登場したDJ松永さん=東京都千代田区

 DJ松永さん(新潟県長岡市出身)とラッパーのR-指定さんによるヒップホップユニット「クリーピーナッツ」...

残り1340文字(全文:1922文字)