新潟県議会
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 新潟県の花角英世知事は12月6日、2015年度の開院から魚沼基幹病院(南魚沼市)に派遣が続いている県立病院の職員について、県議会の一般質問で「派遣の解消を進めていく」と述べ、25年度から3年をめどに派遣を停止する意向を明らかにした。

 魚沼基幹病院のプロパー職員が経験を積み、派遣要請もなくなったため判断した。現在派遣されている約120人の県職員は個々の事情を踏まえつつ、別の県立病院などに異動する。

 県は魚沼基幹病院の開院当初から、人材確保と育成などの観点から職員を派遣してきた。24年度で開院から10年の節目を迎えたことなどから、派遣に関し県と基幹病院が協議してきた。

 プロパー職員は若い人が多く...

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