2024年末に、77年の歴史に幕を下ろした新潟県上越市の短歌グループ「上越歌人会」の有志らが、新たに「北潮うたの会」を発足させた。高田城址(じょうし)公園オーレンプラザで1月19日に初の歌会を開く。

 上越歌人会は1948年1月に市内の愛好家らが結成し、歌誌「北潮」を毎月発行してきたが、会員数の減少などを受けて2024年末に解散。上越歌人会の事務局を務めた吉越陽子さん(80)ら有志8人が「歌会だけでも続けたい」と、北潮うたの会を発足した。

 歌会は毎月第3日曜の午前9時30分〜正午にオーレンプラザで開く。会長に就いた吉越さんは「これから短歌を始める人も、楽しみながら短歌の魅力を知ってほしい」と話...

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