経済産業省が1月22日発表した20日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から4円40銭高い185円10銭だった。2週連続の値上がりで、過去最高値を記録した2023年9月上旬以来約1年5カ月ぶりの高値。政府が価格を抑制するための補助金を今月16日から一段と縮小したことを反映した。新潟県は4円70銭高い183円10銭だった。

 トランプ米大統領は化石燃料の増産を通じエネルギー価格を引き下げる方針を表明している。国際原油相場の動向により日本のガソリン価格に影響が及ぶ可能性がある。

 政府はレギュラーガソリンの平均価格を185円程度に抑えるよう、石油元売り会社に補助金を...

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