
新潟地裁
飲酒運転で事故を起こし相手にけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた元西蒲署地域課巡査長の無職(32)=新潟市中央区、懲戒免職=の初公判が2月7日、新潟地裁(塚本友樹裁判官)であった。被告は起訴内容を認め、検察側が懲役10月を求刑して結審した。判決は28日。
起訴状などによると被告は2024年11月、飲酒して基準値を超えるアルコールが残った状態で乗用車を運転。新潟市西蒲区の国道で対向車線の車2台と衝突し、男性1人に腰の捻挫を負わせたとされる。
検察側は冒頭陳述と論告で、被告が事故当日の午前0時半から正午ごろまで知人宅などで飲酒し、仮眠後の帰宅途中に事故を起こし...
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