新潟地裁
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 トンネル工事でじん肺を患ったのは安全配慮義務違反があったからだとして、元作業員らがゼネコンに損害賠償を求めた全国訴訟で、2024年10月に死亡した新潟県南魚沼市の男性=当時(70)=の遺族2人が2月19日までに、ゼネコン6社に計3300万円の損害賠償を求めて新潟地裁に追加提訴した。18日付。

 原告弁護団によると、男性は1979〜85年、関越トンネルの掘削作業などに従事し、粉じんを吸い込むなどして発症した。

 「トンネルじん肺根絶」を掲げる全国訴訟では...

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