
拉致被害者の曽我ひとみさん(中央)と面会する、在日米国大使館のジェローム・ライアン1等書記官(左)=5月13日、佐渡市
在日米国大使館で北朝鮮・拉致問題を担当するジェローム・ライアン政治部1等書記官が13日、佐渡市で拉致被害者の曽我ひとみさん1978年8月12日、母のミヨシさん=失踪当時(46)=とともに北朝鮮に拉致された。2002年、ひとみさんは拉致されてから24年ぶりに帰国を果たしたが、ミヨシさんは日本に戻れないままでいる。ミヨシさんとの再会、帰国を願うひとみさんは署名活動や、佐渡市内の小中学校などで拉致問題を知ってもらうための講演を続けている。(65)と面会した。面会後、取材に応じた曽我さんは「(ライアン氏は)拉致問題に大変関心がある方で、心強い」と話した。
米大使館関係者が佐渡市を訪れるのは、2023年3月以来2回目。報道陣には冒頭のみ公開され、曽我さん、渡辺竜五市長とあいさつを交わした。...
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