静岡市を本拠地とし、プロ野球2軍公式戦に参加している球団「くふうハヤテ」が2年目のシーズンを戦っている。昨年は最下位だったが、ドラフト会議で指名され、日本野球機構(NPB)の球団入りした選手も。ファンとの交流機会を数多く設けたことが実を結び、集客面では一定の成果も。地元の支援を受け、チームは飛躍を目指す。

3月14日、本拠地で迎えたオリックスとの開幕戦は先制されながらも3-1で逆転勝ち。喜ぶ地元ファンの姿を目にした池田省吾球団社長(50)は「いいチームになってきた」と白い歯をこぼした。昨年、120試合を戦って28勝だったが、今年は5月31日時点で48試合を終えて17勝。昨年を上回るペースだ。...
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