記者会見で抱負を述べた第9管区海上保安本部の古川大輔本部長=24日、新潟市中央区
記者会見で抱負を述べた第9管区海上保安本部の古川大輔本部長=24日、新潟市中央区

 8日付で着任した第9管区海上保安本部の古川大輔本部長(56)が24日、新潟市中央区の本部で記者会見した。外国船への警戒や自然災害発生時の迅速な対応の重要性を強調し、「日本海の安全安心を守っていくべくリーダーシップを発揮し、業務に全力で取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 古川本部長は鹿児島県出身。これまで、沖縄県周辺海域を管轄する11管の警備救難部長などを歴任した。

 第9管区内の重要課題には、日本海の好漁場「大和(やまと)堆(たい)」における外国船や、北朝鮮からの弾道ミサイル発射事案への対応を挙げた。「関係機関と緊密に連携し、厳正に対処したい」と述べた。

 9管での勤務は初めて。「新潟の生活で...

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