新潟県立大がモンゴルに初の海外拠点設置、現地の大学と教育・研究分野で連携深める場に

　新潟県立大（新潟市東区）は８月、モンゴルに県立大としては初となる海外拠点「モンゴルオフィス」を設ける。教員や学生が教育、研究分野でモンゴルの大学と連携を深めるのが目的。日本に留学を希望する学生への情報発信の場としても活用する。２１日に若杉隆平学長らが参加し、モンゴルで開所式を行う。

　県立大モンゴルオフィスは、県立大が学術協力協定を結ぶモンゴル国立大（ウランバートル市）の敷地にある付属機関「モンゴル・日本人材開発センター」内の一角に設置される。常駐のスタッフは置かず、センターのスタッフに業務協力を依頼する。

　センター内に拠点があることで、県立大の教員や学生がモンゴルを訪れた際、センターの施設を...