
消防ポンプ車から防災ヘリのバケットに給水する隊員ら=長岡市栖吉町の長岡市営スキー場駐車場
長岡消防署などは林野火災を想定した空中消火訓練を、長岡市栖吉町の長岡市営スキー場駐車場で行った。消防隊員ら30人が、水を積んだミキサー車から防災ヘリコプターに給水する手順を確認した。
2月に岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災を受け、長岡消防署と県消防防災航空隊、長岡地区生コン事業協同組合が22日に実施した。長岡市での合同訓練は初めて。
ミキサー車の水を水槽に移し、消防ポンプ車に給水。ホースを使い、航空隊の防災ヘリコプターの消火バケットに水を入れた。隊員らは「安全に」「ホースを引きずらない」などと声をかけ合って作業していた。ヘリは1トンの水を2回、空中からまいた。
長岡消防署の大川孝之署長...
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