県は25日、燕市燕の事業所敷地の土から基準値を上回るヒ素などが検出されたと発表した。周辺に水道水源や飲用、営業用、農業用井戸はなく健康被害は報告されていない。

 県環境対策課によると、事業者が工場の建て替え工事に伴い、6月9〜12日に土壌汚染対策法に基づき調査した。基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を上回る1リットル当たり0・013〜0・60ミリグラムのヒ素とヒ素化合物が検出された。

 県は今後、...

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