
稽古に励む市民オペラ合唱団の団員たち=小千谷市上ノ山4
有志でつくる小千谷市民オペラ合唱団とプロのオペラ歌手らが、11月に市内で共演する。演目は「ラ・ボエーム」で、舞台を19世紀のパリから明治-大正期の小千谷に移したアレンジ版を披露。合唱団は「みんなで一つのものをつくり上げたい」と、歌や演技の稽古に励んでいる。
市民オペラは、小千谷市出身のオペラ歌手品田広希さん(36)が2018年に立ち上げ、公演は今年で3回目。小学生から90代まで約40人の団員が集まり、2月から稽古を重ねてきた。原作の「ラ・ボエーム」は、詩人ロドルフォとお針子ミミのはかない愛と、若き芸術家たちの青春を描いている。
小千谷市上ノ山4の楽集館で15日に行った稽古では、...
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