懸命にニジマスをつかみ取りする子どもたち=23日、上越市頸城区
懸命にニジマスをつかみ取りする子どもたち=23日、上越市頸城区

 自然と触れ合い秋の味覚を楽しむ「大池まつり」が23日、上越市頸城区の大池いこいの森で開かれた。秋晴れの下、多くの家族連れが訪れ、子どもたちはニジマスのつかみ取りに歓声を上げていた。

 江戸時代から農業用水のため池の役割を果たしている大池に感謝し、秋の収穫を祝おうと、頸城区観光協会などでつくる実行委員会が例年、この時期に行っている。会場には地元産の新米を使ったいなりずしや赤飯などが並び、訪れた人たちが次々と買い求めた。

 メインイベントのニジマスのつかみ取りには、体長20センチほどのニジマス計600匹を用意。子どもたちは開始の合図とともに「待て待てー」と夢中になって魚を追いかけ、捕まえると「やった...

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