杉の大木に正鬼様をくくりつける住民=阿賀町の熊渡集落
杉の大木に正鬼様をくくりつける住民=阿賀町の熊渡集落
鍾馗様を背負い、お堂に向かう住民=阿賀町日出谷の夏渡戸集落

 わらを使って集落の守り神を作る早春の伝統行事「ショウキ祭り」が8日、阿賀町の熊渡(くまわたり)と夏渡戸(なつわど)の両集落で行われた。地元の人らが無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 守り神のショウキ様は、熊渡では「正鬼」、夏渡戸では「鍾馗」と書き表す。

 熊渡では、集会所で作られた高さ約2・7メートル、重さ約200キロの正鬼様を軽トラックで神社まで運搬。住民ら十数人が協力して神社裏の杉の大木にくくりつけ、やりや太刀を持たせるなどして、1時間ほどで仕上げた。

 区長の男性(71)は、緊迫する世界情勢も踏まえ「集落の安全と世界の平和を願った」と話した。

 夏渡戸では、男女一対の鍾馗様を作るのが特徴だ。2人の担ぎ手が...

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