大津俊哉さん
大津俊哉さん

 新潟市出身で、内閣参事官として地方創生担当を務めた大津俊哉さん(60)が、出雲崎町への継続的なサポートに当たっている。出身地の新潟県に貢献したいという思いから仙海直樹町長の依頼を快諾し、「地方創生懇談会」を開いたり町職員や町議会議員らと町政課題について意見を交換したりしている。出雲崎町をはじめとする県内自治体は、人口減少や少子高齢化などの課題を抱えている。地方創生のポイントやノウハウを聞いた。(報道部・鈴木啓予)

-町との懇談会に臨んだ思いは。懇談を終え、どんな印象を持ちましたか。

 財務省や内閣官房などの中央省庁で、貴重な経験をたくさんさせてもらった。県内の自治体、企業や団体などから声がかかれば、力になりたい。

 出雲崎町は...

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