
2021年4月のNY出発を前に、抱負を語る史佳Fumiyoshiさん=新潟市中央区の新潟日報メディアシップ
新潟市を拠点に、国内外で精力的な演奏活動を続けてきた三味線奏者の史佳Fumiyoshi(ふみよし、本名・小林史佳)さんが9月26日、亡くなった。三味線の新たな可能性を追い続け、多彩な表現世界で多くの人を魅了した。まだ51歳。今後一層の活躍が期待されていた。
史佳さんが新潟日報朝刊芸能面で連載した「史佳 三味線 in ニューヨーク」(2021年4月〜11月)と、「史佳 Power of 三味線」(22年1月〜)をデスクとして担当した。前者は、米ニューヨーク(NY)カーネギーホールで2度目の公演半年前に単身渡米し、現地での様子を毎月送ってくれた。
後者の連載も、原稿は常に締め切りの半月ほど前には...
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