三条市は市内でクマの出没が相次いでいることを受け、対策を強化した。パトロールや情報発信などを強化したほか、クマを引き寄せる柿や栗などの実の処分を受け入れる。

 市によると本年度の市内のクマの目撃・痕跡確認は14日午後1時現在74件で、近年では2019年度の91件や20年度の80件(いずれも1年間)と同様に多い状況になっている。市は7日に対策の強化を発表した。

 柿や栗などの実はクマを誘引するため、不要なものは市が受け入れて処分する。受け入れ場所は下田サービスセンター、栄サービスセンター、農林課。土・日曜も含め27日までの午前8時半〜午後5時。ビニール袋などに入れて持ち込む。

 問い合わせは市農林課...

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