県警嘱託警察犬の審査会=新潟市西区
県警嘱託警察犬の審査会=新潟市西区

 行方不明者の捜索などに協力する県警嘱託警察犬の審査会が15日、新潟市西区の県警察学校で開かれた。ダルメシアンなど新顔の5頭を含む10頭が課題に挑み、訓練の成果を披露した。

 出場した犬は失踪者の捜索や犯人の追跡を想定し、人が通った跡をたどって遺留品を見つけ出す「足跡追及」に挑戦した。嘱託警察犬は民間で飼育・訓練を行い、合格すると12月から1年間任務に当たる。

 県警嘱託警察犬の会の土田正一会長(69)は、現役嘱託警察犬のシェパードのアモ号と参加。「県民の安全のためにこれからも訓練に励む。減り続けている嘱託犬の仲間を増やしていきたい」と話した。

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