島外進学者の寄宿舎「晴海寮」の今後は？粟島浦村が村上市に設置、施設老朽化と少子化で在り方検討

　粟島浦村が島外の高校への通学生らを対象に、村上市飯野西に設置する寄宿舎「晴海（せいかい）寮」について、今後の運営方針を検討している。施設の老朽化と少子化の進行を踏まえたもので、村は保護者らでつくる検討委員会を設置。本年度末までに脇川善行村長へ答申する予定だ。

　晴海寮は、高校がない島の子どもの教育支援として村が整備し、１９８６年に完成。木造２階建てで全１７室を備え、食事も付く。高校生の入寮者だけでなく、村上市内での宿泊を必要とする村民も利用できる。

　入寮者は...