
クマが民家の間を移動し危険だとして、南魚沼市は16日、自治体の判断で発砲を可能とする「緊急銃猟」を実施し、クマ1頭を駆除した。けが人はいなかった。
南魚沼署によると、午前10時半過ぎ、南魚沼市大木六(おおきろく)で「クマが民家の柿の木に登って、柿を食べていたのを見た」と目撃者から110番通報があった。
駆け付けた地元猟友会や市職員らが民家敷地内にある木の上にクマがいるのを確認。別の民家の木に移動するなどしたため、市は人の生活圏内で危険と判断し、午後3時前にクマを麻酔銃で捕獲、その後駆除した。体長は約0・5メートル。
南魚沼市での緊急銃猟実施は初めて。
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