県遊技業協同組合の寄付金を活用して購入した福祉車両の前に立つ関係者=新潟市中央区
県遊技業協同組合の寄付金を活用して購入した福祉車両の前に立つ関係者=新潟市中央区

 障害者支援施設の福祉車両購入費として、県内のパチンコ・スロット店でつくる県遊技業協同組合(朴永雅理事長)は300万円を県共同募金会(佐藤明会長)に寄付した。

 寄付は県遊技業協同組合が2012年度から毎年行っている。県共同募金会を通じ、本年度は柏崎市の社会福祉法人「たいよう福祉会」と燕市のNPO法人「あいこうえん翼」に助成金各150万円が贈られた。

 新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで11日、助成交付式が行われ、両法人に目録が手渡された。朴理事長は、ウイルス禍以降、厳しい経営環境が続く中でも寄付が14回目になったとし、「支援が必要な人を笑顔にできればと思い、福祉車両を贈らせてもらった」と語った。...

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