
本格的な降雪を控え、スノーダンプにろうを塗る村山和宏さん=十日町市川治
二十四節気の「小雪」を過ぎ、豪雪地・魚沼地域には雪の便りが届き始めた。寒さが一層身に染みてきた。年末年始まで、あとひと月。慌ただしさが増す日常をスケッチした。
雪深い十日町市の必需品といえばスノーダンプ。長く厳しい冬の頼もしい「相棒」だ。降雪を前にした11月中旬、十日町市川治のサイクルショップムラヤマでは、店主の村山和宏さん(64)が、昨冬に使われたスノーダンプをメンテナンスしていた。
本体両面をバーナーであぶり、...
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