
総務省が28日に公表した2024年分の政治資金収支報告書によると、新潟県関係の国会議員や元国会議員ら計10人が関連する10政治団体の収入は総額7871万円で、前年から39・8%の大幅減となった。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件が注目される中で、パーティー収入が減少した。支出は前年比6・2%減の8583万円だった。
10団体のうち、収入が最も多かったのは自民県連会長で元参院議員の佐藤信秋氏の後援会で、3551万円。パーティー収入が減り、前年比では2364万円減となった。支出もパーティー開催事業費が減ったため前年比802万円減の1559万円だった。佐藤氏は今年7月の参院選に出馬せず、議員を引退した。
支出が最も多かったのは...
残り727文字(全文:1044文字)











