約300点の作品を展示している「新潟アール・ブリュット展」=柏崎市学校町
約300点の作品を展示している「新潟アール・ブリュット展」=柏崎市学校町

 障害がある人のアート作品を展示する「新潟アール・ブリュット展」が7日まで、柏崎市学校町のソフィアセンターで開かれている。独自の発想で手がけた作品約300点が並ぶ。3回目の開催で、柏崎市では初めて。主催者は「展示を通し、柏崎でもいろいろな人が認め合える社会になってほしい」と呼びかけている。

 アール・ブリュットは広い意味では、文化的な伝統や教育などにとらわれずに、独自の発想と方法で生まれた作品とされる。近年は、障害者が日常生活の中で作り上げた物が、芸術作品として評価されることが増えている。

 2019年に「全国障害者芸術・文化祭」が新潟県で開かれたことをきっかけに、...

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