
小林達雄さんのコレクションなどが並んだ追悼コーナー=長岡市関原町1
縄文研究の第一人者で、8月に87歳で亡くなった長岡市出身の考古学者、小林達雄さんの追悼展示コーナーが、長岡市関原町1の馬高縄文館に27日まで設けられている。小林さんが収集した資料や経歴を紹介するパネルを並べ、功績をたたえている。
小林さんは東京都や文化庁の技官を経て、国学院大学の教授、名誉教授を務めた。縄文時代の文化や縄文人の精神などを研究し、2000年には県立歴史博物館の初代館長に就任。馬高縄文館でも、09年の開館当初から名誉館長を務めた。
追悼展示では、小林さんの著作や編さんに携わった県内の市町村史、国内外で収集して市に寄贈した民芸品やミュージアムグッズなど、約50点が並ぶ。生前の活動を...
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