
火の用心を呼びかける子どもたち=22日、糸魚川市
糸魚川市の糸魚川駅北側で発生した糸魚川大火から9年となった22日、子どもらが火の用心を呼びかける「夜回り隊」が、被災地だった場所を練り歩いた。11月に大規模火災が発生した大分市佐賀関の復興も願い、拍子木を打ち鳴らした。
147棟が被害にあった大火の記憶を伝えようと、被災地区の住民らを中心に毎年実施している。ことしは小学生ら約50人が参加した。
赤い法被姿の子どもたちは、午後5時半ごろに大町2の復興拠点施設「キターレ」を出発。大きな声で「火の用心、最終確認、火の始末」などと呼びかけながら歩いた。被災した大分を思い、「火事がない、安全第一、大分県」との声も上げた。
参加した糸魚川小5年の児童(1...
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