古町通6のアーケードに面したビルで営業する「キングコング」=新潟市中央区

 新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」が半世紀にわたる営業を終了して、31日で1年となる。入居していたテナントの多くは周辺への移転を決断。慣れ親しんだ地下街を離れ、それぞれ新たな環境で経営に励んでいる。

タオル専門店「Lavic」 半世紀超親しんだ古町を離れ…「ソムリエ」前面に試行錯誤

 タオル専門店の「Lavic(ラビック)」は、大和新潟店に入居していた頃から50年以上にわたって慣れ親しんだ古町地区を離れ、現在は中央区堀之内南3に店を構えている。来店者は減ったが、新商品やインターネットでのPRに力を入れ、試行錯誤を重ねている。

 ローサにあった店舗を2025年3月に閉め、もともと事務所が入っていた建物を一部改装して5月に開店した。店舗自体をやめる選択肢もあったが、折笠雄司社長(72)の息子、拓磨さん(41)=営業課長=の「お客さんの笑顔を見る場がなくなるのは嫌だ」との思いで出店を決めた。拓磨さんは「残してもらったからにはつぶしたくない」と決意を語る。

新店舗に移り新商品開発にも力を入れるラビックの折笠拓磨さん(左)と父で社長の雄司さん=新潟市中央区堀之内南3

 今は...

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