1 趣旨

 尼崎市が運営するアートスペース「A-LAB」(えーらぼ)において、第3回白髪一雄現代美術賞を受賞した土屋咲瑛による展覧会「→第4の壁」を開催します。

 土屋は「日常で出会うある種の没頭のなかで、自らの存在感が薄くなる瞬間」をテーマに、地図、編み物、ドローイングなど様々な手法で作品を制作してきました。身近な例では、美しい風景に目を奪われたり、物語の世界に入り込んだりしている時などが、それに近い状態と言えるでしょうか。没頭しながらふと我に返ると、私たちはまるで舞台の外から別の自分を眺めるような不思議な感覚に襲われます。

 展覧会のタイトル「→第4の壁」は、俳優のいる舞台と現実の客席を隔てる「見えない」境界を表す演劇用語に着想を得たものです。新作、近作を織り交ぜた展示空間の中で、作品の向こう側にいる作者と私たち鑑賞者は、それぞれどのような「私」のあり方を感じ取ることができるのでしょうか。不可思議でユーモアに満ちた、新進気鋭のアーティストの個展をぜひお楽しみください。

 

2 概要

  展示名:「→第4の壁」

  会 期:令和8年(2026年)5月2日(土)~6月28日(日)

  会 場:A-LAB(尼崎市西長洲町2-33-1)

  時 間:午前10時~午後6時

  休館日:火曜日(ただし、5月5日(火)は開館し、5月7日(木)は休館)

  入場料:無料

  主 催:尼崎市

 

3 関連イベント

 ⑴   トークイベント

    篠原雅武氏(京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定准教授)をゲストに迎え、出展作家と

    ニュータウン―制作の原風景について話します。

    日 時:5月16日(土)午後2時~3時30分

    定 員:先着20名

    申込方法:メール(amalove.a.lab@gmail.com)で「イベント名、氏名、電話番号、人数」を

    明記の上お送りください。

 ⑵   作品解説会

    出展作家による解説を聞きながら作品を鑑賞します。(申込不要)

           日 時:6月7日(日)午後2時~3時30分