保育園の給食で毎回“売り切れる”ほど人気の「きゅうり」おかず。その裏技を紹介した投稿に80万回再生の反響があり、「絶対旨いやつ」「その手があったのか…早く知りたかった!」「常備菜にもお弁当にも良さそう!」などの声が寄せられている。投稿者で給食の先生・まめけんさん(@mameken_recipe)に話を聞いた。
■“さっと茹でる”ひと手間で変わる 食べやすさと保存性
――レシピ投稿「園児がハマるきゅうりのひみつ」が約80万再生の反響です。勤務していた保育園の給食の大人気メニューとのことですが、園児がハマる秘密について改めてうかがえますか?
「園児が食べ続ける理由は、「食感」と「味」のバランスにあると感じています」
――具体的にはどのような工夫があるのでしょうか?
「きゅうりをさっと茹でることで、特有の青臭さが和らぐうえに、生とは異なるシャキッとした食感になります。それによって小さなお子さんでも食べやすくなり、ポリポリと自然に手が進む状態になります。子どもは意外とポリポリ食感が好きなんですよ。味付けもシンプルながらやみつきになるバランスにしているため、『もう一口』と食べ続けてしまうのだと思います。また、給食のレシピをベースにしながら、ご家庭でも取り入れやすいように味付けを少しアレンジしています」
――「さっと茹でる」目安と、茹でることのメリットを教えてください。
「茹で時間は、塩を入れ沸騰したお湯にきゅうりを入れて、再沸騰したらあげます。加熱しすぎると食感が損なわれてしまうので注意です。茹できゅうりは、生に比べると、青臭さが和らいで口当たりがやさしくなるのが特徴です。また、塩もみよりも日持ちすると感じています。給食ではその日に喫食が条件ですが、家庭では次の日でもおいしく食べられます」
――“きゅうりを茹でる”テクニックに関心が寄せられる一方で、「茹でると栄養が流れてしまうのでは?」という意見も見られました。
「給食では、もちろん栄養を大切にしていますが、それと同じくらい『安心安全』も大切です。食中毒などへの配慮から大量調理ではすべて火を通しています。家庭では同じようにしなくても良いと思いますが、子どもたちが食べ慣れている味はボイルした野菜だと思っています。栄養も大切ですが、それより“野菜を食べられた”という達成感の方が大事だと思っています」
――ご家庭で取り入れる際のポイントや、年齢に応じた工夫はいかがでしょうか。
「基本の味付けは1歳半からOKですが、ご家庭ではお子さんの年齢に合わせて薄めるなどの調整がおすすめです。ママの感覚が一番だと思いますので、心配な場合はあまり漬けずに食べるのもおすすめですし、漬けた後に小さくカットしたりといった工夫が必要かなと思います。また、はじめての場合は少量から様子を見ながら進めていただくと安心かなと思います」
――最後に、保存期間の目安や、お弁当向け・アレンジがあれば教えてください。
「日持ちは冷蔵庫で2〜3日が安全かなと思います。タレに漬けてあるので、置けば置くほど味が染みて濃くなります。それを活かして、次の日にワカメやツナを入れるのもありですね」












