出番を待つ日本版ライドシェア用の車両。誰もが使いやすい移動手段の確保へ試行錯誤が続く=小千谷市
出番を待つ日本版ライドシェア用の車両。誰もが使いやすい移動手段の確保へ試行錯誤が続く=小千谷市

 県政のかじ取り役を決める知事選が告示された。人口減少、地域医療の確保、産業の活性化など山積する県政課題に対し、どのように向き合い、新潟の将来ビジョンを描くのか。本気度が問われている。

 5月中旬の週末、小千谷市内のタクシー会社。事務所に併設された乗り場の一角で、「ライドシェア」のサインを掲げた白ナンバーの乗用車が、なかなか来ない出番を待っていた。

 県の働きかけもあり、昨年1月に日本版ライドシェアを始めた。タクシー会社が運転手を一般から募り、研修を経て客を送る。ただ、西巻一男社長(67)は「続けるかどうか正直迷っている」と声を落とす。週末の夜などのタクシー不足を補うため導入したが、利用が伸びず、採算割れの状態だからだ。

 事業開始に当たり県からは...

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