佐渡市職員（右）が、停電の影響が続く高齢者世帯に食料品と灯油を届けた＝２０日、同市羽茂大崎
新潟県佐渡市は２０日、大雪の影響で停電が続いている集落の要支援者や高齢者世帯などに物資を配布した。市職員が安否確認も含め、必要な支援などを聞き取って回った。
同市羽茂地区では４集落を市職員が手分けして住宅を巡回し、アルファ米やレトルトカレーなどの食料品と灯油を届けた。市職員は、停電後の生活の様子や体調などを住民に尋ねた。
物資を受け取った羽茂大崎の男性（８４）は「とてもありがたい」と感謝。情報がなく不安だと訴え、「一日でも早く電気が復旧してほしい」と話した。
市は物資を渡せなかった世帯には、２１日以降に届ける方針。市は７カ所に避難所を設置し、午後５時半現在、１２人が避難している。
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