今季6季ぶりにJ1を舞台に戦っているアルビレックス新潟。「アルビLAB(ラボ)」では、昨季から積み上げてきたスタイルをJ1の舞台でも貫き、リーグ戦で奮闘する選手やチームを、データを用いて振り返ります。

(データはリーグ公認の競技データ「J STATs」による)

×    ×

 J1アルビレックス新潟は4月23日の鹿島戦に、0-2で敗れた。試合後、松橋力蔵監督は「強度に耐えることができなかった」と振り返った。データを見ると、球際で競り負けるなどしてボールを失い、失点に結び付いたことが、改めて浮き彫りとなった。

鹿島戦ではボール争いで劣勢となり、主導権を失った=4月23日、ビッグスワン

 新潟は、攻撃中にボールを失い、相手の攻撃に切り替わる「ボールロスト」が69回。第9節では1...

残り380文字(全文:680文字)