今季6季ぶりにJ1を舞台に戦っているアルビレックス新潟。「アルビLAB(ラボ)」では、昨季から積み上げてきたスタイルをJ1の舞台でも貫き、リーグ戦で奮闘する選手やチームを、データを用いて振り返ります。

(データはリーグ公認の競技データ「J STATs」による)

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 J1アルビレックス新潟は7日、柏と対戦し0-0の引き分けに終わった。第11節の横浜FC戦に続いて得点できなかったが、シュート数は柏を8本上回る13本。守備ラインの背後などを突くスルーパスが効いており、多くのシュートにつながった。前へつなげるプレーは随所に出ていた。

柏戦でチーム最多となる3本のスルーパスを成功させたDF藤原奏哉=5月7日、ビッグスワン

 新潟の第12節のスルーパスは15本。そのうち8本を成功させ、...

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