今季6季ぶりにJ1を舞台に戦っているアルビレックス新潟。「アルビLAB(ラボ)」では、昨季から積み上げてきたスタイルをJ1の舞台でも貫き、リーグ戦で奮闘する選手やチームを、データを用いて振り返ります。

(データはリーグ公認の競技データ「J STATs」による)

×    ×

 J1アルビレックス新潟は6月3日、2-2で湘南と引き分けた。FW谷口海斗が2得点を挙げる活躍もあり、連敗はストップ。2点ともラストパスを送っていたのは、攻撃の中核を担ってきたMF伊藤涼太郎だった。第16節を終え、シュートに直結するラストパス数は38本で、J1の全選手中でトップ。J1屈指のチャンスメーカーであることが、データから読み取れる。

 湘南戦の前半30分、敵陣で...

残り519文字(全文:840文字)